デートについて

新刊の進捗がいい感じになってきました。漫画も盛り上がってきて、今まで最高7Pしか書けなかったのが今日は11P書けるなどの目覚ましい大進捗を見せております。

勝因はやはり天気の良し悪しかなと思います。更に今日、精神的に無意味につらくなる感じを緩和すると思われる薬をもらったので、鬼に金棒。最強の新刊を作る、それも煮詰まりに煮詰まったドロドロの新刊を出してやるぞという意欲に満ち、素晴らしい結果を出すことができるでしょう(朝のニュースの占い)

新刊「クラゲの心臓の秘密 1999年」については受け手がどう受け取るのか全く未知だけど、どうしても描きたいことが三つあり、それが描ければとりあえず良いかなと言う感じで動いている。
作品を、良くしていきたい。

新刊は順調、このペースでどんどん加速していきたい。それができる自信がある。

セブンイレブンに行ったら中本のカップ焼きそばが復活していてそれなりに嬉しかった。初めて食べた時はなんだこれという感じだったけど、癖になってしまってずっと食べている。



最近恋人とどういう感じの交際をしているのかについて、ツイッターに書くのは憚られるので、ブログに書きたいと思います。そういうの興味ない人は読まなくても大丈夫です。


折角恋人が「人に私達のこと言ってもいいよ」と言ってくれてるので、言葉に甘えて色々と書いていこうと思います。どうせこのブログ特定の人しか読まないし。

先日、天気もよく絶好の作業日和だなと思ってラインスタンプを半分ちょっと描いて漫画を3ページくらい描いた頃に、恋人から「お茶でもしない?」という連絡が来て、その機を逃すと次は当分先になってしまうだろうと考えて、会うことにした。

目的としては私がなんとなく「映画でも見たいね、天気の子見てもいい?」と聞くとOKを貰えたので、観に行くことになった。
待ち合わせ場所についたら恋人がにっこにこの笑顔で駆け寄ってきて、今まではなんかぼーっと待ち合わせ場所に立って待ってるだけの感じだったから、少し驚いたけどなんか嬉しかった。多分会いたかったんだと思う。「どうしたのそんなニコニコして」って聞いてもなんかもじもじして何も言ってくれなくてよくわからない。

茶店で適当に時間を潰して、天気の子を見た。
恋人は新海誠自体初めてだったようだし、私は恋人と映画に初めて行ったので緊張した。
ていうか恋人と付き合い始めて間もないのでやること大体初めてになる。

これは若干天気の子の微ネタバレになるんだけども、観終わった後に恐る恐る「恋歌うシーン良かったよね」と私から切り出したら、「そうだよね、あそこが一番楽しそうだった」と言ってて、私はなんだか安心した。それ以外のシーンも好きだけど、あそこで恋を歌わせるのが本当に好き。あのシーンだけ感情を感じられた。

その後ベンチに座って天気の子がどういう映画なのか、セカイ系と言う言葉を知らない二人なりに、あれだねこれだねと言い合って、満足してきた。大したことは言ってない。

これを見た小学生の感想めっちゃ気になるとかそういう感じ。褒めも貶しもしない、これが新海誠なんだなぁっていう感じを共有したように思えた。天気の子についてはその日デートが終わったあともちょっと話をしていた。

さて、予定が完了したけど私はまだ恋人とゆっくり何かしたかった。散歩でもいいし、お酒飲んでもいいし、その時は二人とも時間的な余裕があった。その段階で17時くらい。

私はなんとなく秋葉原に行きたくなった。新しいゲームを見に行きたくなったのかもしれない。ポードゲーム屋に行くのは初めてではないけど、秋葉原のポードゲーム屋は品揃えがいいので行きたくなった。あとコミックジンも行きたいなという感じだった。あと、ジアレイっていうタピオカ屋と古着も見たいなって感じで、とりあえず秋葉原に向かっていくことにした。

恋人は、こういう時に私に付き合ってくれるからやりやすい。寛容なのか受け身なのか、どちらでもある気がするけどそんな恋人が好きだった。
まず古着屋に言った。何故売られているかもわからない高校生のクラスTシャツなどが格安で売られている。その時は背中に「踊ること。たまらなく好き」と書かれたTシャツや、カラオケ屋のビッグエコーのスタッフのTシャツが売られておいおいと思いながらウケていた。

半袖のワイシャツが欲しくて、今も着ているんだけど、地味なストライプのワイシャツと、裾(?)がだらんと垂れているワイシャツを買った。どっちもクソ安かった。

服の好みについても「良いんじゃない?」と言ってくれるだけで特に何も押し付けてこない。ゆるい。私は自分で好きな服を買うことができた。

その後タピオカを飲みに行った。入店時の、あの甘い香り。
二人でおすすめのタピオカを飲みながらおいしいおいしい言っていた。これを書いている今は、もっと黒糖タピオカラテみたいなめっちゃ甘いタピオカが飲みたいなと考えている。

その後、秋葉原のロールロールとイエサブに行って、ポドゲを物色した。
まずロールロールに行った。
彼女はなんというかとても自然に振る舞う所作が染み付いているというか、どこに行っても彼女は彼女のままだった。
いろんなのがあるんだねぇ、とか言いそうな雰囲気で、気になったゲームを自由に見ていた。

恋人は放っておいてもふらふら好きなものを見ている感じだったから、私はガチで新しい面白いゲームがないかどうか新入荷のゲームを漁っていた。
顧客が本当に求めていたものゲームというのがあり、二人でできるし良いんじゃないかと思ったんだけど、テーブルにカードを置いていくタイプだったので、そういうのは広い空間を必要とするため場所を選ぶ。

秋葉原のロールロールの良いところは、時々ゲームのサンプルとして、中身を見て購入を検討できるところだ。
気になったゲームを店員さんに見本はありませんか?と聞いたら「サンプルは無いですね」とバッサリ切り捨てられたのが少しショックだった。ガラスのハートだ。

これ書いてたら恋人と桜降る代にをやりたくなってきたけど9月の電子版まで待つことにする。

イエサブに行ってまたボドゲを見漁った。
秋葉原イエサブは本当に品揃えが良くて、何でもある。
そこで、「意識の階段」っていう、意識高い系の人になって意識を極限まで高めた人が勝つというアホっぽいカードゲームがあり、それを恋人に見せてみることにした。

カードゲームの裏も意識が高い横文字が羅列されていて意味不明。恋人がそれにウケちゃって「何言ってるのか全然わからんw」みたいなことを言うからこれはやる価値があるなと思って買うことにした。

もう一つ、ナンジャモンジャという有名なゲームがあり、これはキャラクターに名前をつけて、それを覚えていた人が勝つというシンプルながら評判のいいゲームがあった。

普通にやってみたかったし、恋人もまあ良いんじゃないという感じだったのでやることにした。恋人は私よりまあまあ年上なんだけど、そういうどんとこい精神というか、余裕みたいなものに惹かれるときがある。

ゲームを買って、秋葉原をうろつくと、おもちゃの剣が売られていた。
丁度SAOのキリトさんが持ってそうなシンプルな黒い剣で、なんとなく手に持って見たら不思議と闘志が湧いてきて、「斬る」という謎の感情に支配された。武士道か何かなのだろうか。やたらとその剣が気に入ってしまい、ポーズを色々変えて、恋人に写真を撮ってもらった。

私って剣に対してこんなに思い入れあったんだ、って、自分でもびっくりするくらいだった。
岸田メルが県をもってふざけてる気もちが初めて理解できた。

早速ゲームをやりたいねぇってことでネカフェに行くも満室で、仕方なくカラオケに入ることにした。カラオケはネカフェの二倍くらいの値段した。

早速早速、意識の階段から先にプレイし始めた。
本当にアホなゲームで、やることはただ自分の意識を高めるか、自分や相手を称賛したり、酷いレッテルを貼ったりするだけの超絶シンプルなゲームだ。

少しFLUXX(ゲーム自体のルールを書き換えまくるカオスなゲーム)に似ていて、自分や相手に貼った称賛やレッテルにより行動力が豊かになったり制限されたりする。二人でしかやってないからわからないことも多いけど、基本的に相手に酷すぎるレッテルを貼って、自分には都合のいい称賛をすると、相手をボコボコにして勝てる。

こういう理不尽なゲームは嫌いではない。大勝ちした時の快楽が強いから。
ネタ性とゲームシステムが良くできている良ゲーだと思う。

で、問題はナンジャモンジャだ。4歳でも出来るくらい簡単なシステムなのに、私と恋人は終電ギリギリまでこのゲームを本気でやり続けてお互いに頭痛を抱えて帰宅することになった、恐ろしい中毒性を持つゲームだ。本気で楽しかった。

ただ山札からキャラクターを一枚引いて、名前がなかったら名前をつけて、次に同じキャラが出てきたときに早くその名前を言ったほうがカードを手に入れられる。ルールはそれだけだ。
しかしだ。どんな名前をつけようと自由なのだ。
そこに様々な作戦が浮かぶ。まず、単純に名前をつけたら、簡単に相手に覚えられてしまう。相手の脳になるべく定着しなさそうな、でも自分は感嘆に覚えられる名前をめちゃくちゃ頭を悩ませて考える。

まさに脳と脳の直接対決という感じで、これはまじでめちゃくちゃ面白い。意識の階段も面白いけど、ナンジャモンジャを無限にやってしまった。

そんな感じで一日中、好きなだけ遊んで過ごした。お互いに大満足の一日だった。

あとスキンシップが足りない気がして、ハグしたりした。

デートが終わってからもメッセージのやり取りをしていたんだけど、細かく言えないけど、この人と付き合ってて良かったなぁと思うことが二回くらいあった。

剣の話をしているときに、私が何となく「○○(相手の本名)は俺が守る」と言ったらうけちゃったらしくて、「△△(私の本名)は私が守る」と言われたんだけど、私は誰かに「私が守る」って言われたのが初めてで、普通に嬉しくて感動してしまった。

あとは恋人は不思議なことを突然言い出すことがあって、いいインスピレーションを受ける。
私は彼女のことをかなり天然だと思っていて、自然に生きてるな、いいな、とよく思う。

まあいいや、そういうデートをした。彼女がゲームの面白さに目覚め始めたので、忙しくなくなったらゲームなりなんなり、好きなことを色々やりたいと思う。

(値落ち)

いつの間にかねむってしまっていた。程よくいろいろなことが起きて、程よく騒がさしいような夢だ。

えっと、まとめの段階だっけ。
彼女は私と付き合ってあらどんどん可愛くなっているように錯覚するし、その逆もあるように感じる。

爆笑するような面白いことはあまりないけど、とても安心できる人だなと思う。

これからも、どうぞよろしく。