詩「定めを知りながら傀儡」
子猫のように首を傾げる
創造主は出発させた
ああ光の中に、言葉
不思議な小道具を使って天使のゲーム。鼓動は
動が始まる。
何故かいつも寂しい雨
飛んでいない蝿
子犬が震えている
いつも「らん」という音を立てて広がる瞼
ここで蘇ったらまた死んだ
遺跡に刻まれた幸福
時代を宣告する暖かな息遣い、諦め
分からない言葉が交わされていく水面
縮こまった自己主張の頭部巨人と安定性のある壊れた独楽
主役、主役、三拍子
健康的な指導
急ぐ女の子、呪う女の子
孤独の面白い部分
憧れたちは何に憧れているのだろう
知らない名前の家
個人、あるいは完璧な生物
正しくて温和
夢の入り口
こんにちは、実は壊れていました。四秒の雨で起き上がるとそこにあったのはなだらかな執行猶予
この絵の不機嫌な意味
術式のような指、立ち上がる頭脳巨人、重ね重ね
ピンク色の戦車が私に話しかける
ここで転生しますか？しません
こんにちは、じゃあ転生しよっか。しません
共有された物語について幸福論を語る
ピンク色の戦車の静かな恋
恋の静かなシステム、出発されたシステム
ピンク色の戦車、陥没する、続く、指示は無い
狂気について瞑想するピンク色の戦車
喜びに満ちた世界、健康という名の宝物
元気は時に人を傷つけるのだ、憧れに憧れる世界への恋
大切な人がいるなら、それはもう
動物なのです
ここでは具体的なことを何も言わないことが約束されているのです。私が何者であれあなたには知られたくないのです。私の正体を知りたいのなら、
目が覚めると終わりの国
絶叫する。
痛くて絶叫する。
私に失われたものに気が付いて、それを今差し出されて、出血して、傷口を抉られて、絶叫する。
痛みが現実になり、絶対に絶叫する。
壊れた独楽とのダンス
誰にでもある、空白、誰にでもある、限られた領域、秘境、内なる…
元気のない働き
結界。目に見える、結界。魔境。秘境。世界を覆う線。
瞑想された魚
守護妖精の光
呪文にしなければ限られた時間は思い出のような輝きを導き出して、ピアノの上で踊るのに憂鬱な空。
世界最後の破壊兵器の憂鬱
限られた時間は思い出のように輝きを導いていく。知らない人の横で、眠っている。嘘をつく。お互いに嘘をつく。愛の嘘をつく。
愛することが知ることならば、これは絶縁である。
妖精の国
寂しくて手を握る。愛することが知ることならば、通じない電話は壁の中に手を埋めて、やっぱり無意識に誰かが
絶叫する。
痛くて絶叫する。
無いものを無いままにしておいて
軍事目的で
ずれる
タイミングがずれる
3秒遅れた世界を生きながら心の様子を確認する
ピンク色の戦車が結界を見つける
ピンク色の戦車が小さく小さく前進していく
初めて見つけたみたいな顔をしている
悪い男に騙されています
ピンク色の戦車がここに来る時は必ず花の音が聞こえる
ピンク色の戦車
悲劇さえもピンク色になっている
新しい呪文を覚えている
他に理由も予定もない、あなたのせいで
ピンク色の戦車がキャタピラまでピンク色
この人はピンク色しか知らないのではないか？
軍事会議
奇妙な邂逅
こうして世界の時間は終わってしまう
詩の世界に言葉はいらず。自由を自由なままで使うことができる。数字にならないままで数字が伝わっている。
絶叫する。
何もかもが終わってしまうと知っているから、それは苦しいから、それが思い込みの妄想の世界の悪い夢でも正夢でも、私が誰でも誰じゃなくても、
私たちは、私たちに命令されて私たちを演じている
壊れた独楽の圧倒的な安定感は壊れていると言っても過言ではなく
疑問の中に沈んでいる人
いじわるじいさん
創造主は私の目を見ている
一つ目の呪文の続き
雨は降ることをやめず、人も生きるのをやめない
次の瞬間には解決し、もう既に別の問題に生まれ変わっている、そんな原始的な問題にさえ時間を消費しなければ立ち向かうことができない哀れな時間属性の子供
主役、主役、三拍子
妖精の国
自我が無くても口笛が吹ける
詩がなければ魂もない
世界に愛されている人が強い
世界を愛する人が強い
強さがなんだというのだ
はばたきだけが君と知る
消えていく世界に祝福を
届かぬ愛よ、止まった心臓よ
絶叫する。
これが定めと知っているから。
創造主が笑っている。
詩に言葉はなく、ただ流れていく時間に手を重ねて、かすかになびかせる金色のたてがみ
王宮の門は全身の毛穴のように解き放たれた銀翼の戦闘機に似て、こんなにもしなやかに踊っている神経もなく音もない、ルールもループもルームも無い、ただ羽ばたきだけで出来た神話に登場する戒め
天才の、花瓶
水瓶には命、完全な調和
結末
誰が何と言っても、私には心があると、もはや心を持ったお前が言う
決戦。
絶叫する、嵐の予感に爪を立てて
真実の踊り場で、飛び込む
残像が飛び込んでいく瞬間を何度も再生して
私の一部を受け継いだ傀儡が私を見初めて責め立てる
子供は親を殺す
親も子供を殺す
人間の眼球はもっとせわしなく動いているはずだ
それとも人間ではないのか
世界の終わりの終わり
終わりの終わり
創造主は考えている
やっと思い出せた始まりを
言葉のない世界の、詩に満ちた世界の、その滅びた檻に道連れにされた便利さを持ってきて、差し出した
色が違っても同じ生き物だから
頭の中に直接浸透していく
二つ目の呪文
何も変わっていないのに、心がある、言葉に戻る
以上、無限にループ
