米津玄師さんのライブで米津玄師さんと仲良くなる夢

私の学校か会社どこかに、米津玄師さんがライブをしに来てくれる。いきなりだし、事情を詳しく知らないけど、最初は野球ドームのような所でライブをしていて、休憩を挟んだ後、教室のような部屋の一室に移動してライブをしてくれることになった。

会社の先輩四人が米津玄師さんの指示通りにステップを踏んで歌いながら前に前進して、くるっとターンするというのをやるんだけど、上手くできない。
微妙な反応をする米津玄師さん。私は会社の先輩に目をつけられて、お前やってみろよと言われて、やってみるけど歌は下手くそだしステップにはリズム感が無くて、米津玄師さんにただ醜態を晒すだけで、ライブはめちゃくちゃにしてしまうし、恥ずかしくて死にそうだった。

米津玄師さんが突然私に質問してきた。
「最近出したアルバム聞いた?あのドラゴンのやつ。あの中からやってほしい曲ある?」
最新のやつって馬と鹿じゃなかったっけ、分かんないやと思って正直に言った。
「すみません、ちょっと分かんなくて…昔のやつなら大好きな曲があるんですけど…」
本当はハチ時代が好きだと言わなかった。
「メランコリーキッチンのアルバムはすごい好きで…」
そう言うと何故か米津玄師さんは持ち物のバッグから私にdioramaのCDを手渡してきた。dioramaなんだけど色味がやや麦色っぽい。

その後米津さんは休憩後の第二部に入るところで、そのライブが特殊で、米津玄師さんが部屋の一室の中で一人で演奏するから、それを客は部屋の外から聞くというものだった。

米津玄師さんがライブで一曲やり終わったあとに私のところに来て、何か言った。多分また好きな曲を聞かれたんだと思う。
そこで私は急に一番好きな曲がペルソナアリスだったことを思い出して、
「あの、ペルソナアリスが一番好きです、ペルソナアリスを聞いたときはまだ高校生とかで、米津さんとは一歳差なんで、えっと、とにかくペルソナアリスです、すみません」
と言ったら、米津玄師さんが「そうなんだね」みたいにやけに明るく笑ってくれて、次の演奏でペルソナアリスをやってくれた。私は感極まっていた。

ペルソナアリスが終わってから、まだ米津玄師さんが私に「他に好きな曲とかある?」って聞いてくれて、嬉しいけどなんで私なんだと思いながらも、
「羅刹ト骸で米津さんを知ったので、それよりちょっと前で確か好きな曲があったと思うんですけど」等とまごまごしていた。
その後も一曲何か演奏してくれて、感動しているうちに目が覚めた。